リピート系自動発注機能のアイネット証券のループイフダンが、2018/2/24(土)メンテナンス時間終了後から「損切なし」を選べるようになりました!!
ループイフダンは、以前のバージョンアップにより最大ポジションの設定が必須となり、最大ポジション数を超えたポジション数を保有しようとすると、一番含み損を抱えたポジションが損切りされてしまう仕様となっていました。
損切されないように最大ポジションをたくさん設定するために、一旦たくさんの資金をループイフダンに入金して、その後に出金するなど、面倒な運用で回避したりしていました。
この損切り機能は、選択できるならともかく、無理やり全員に付いてくるのは「余計なお世話」とかなり不評だったこともあり、2018/2/24(土)メンテナンス時間終了後から、損切りありと損切りなしが選べるようになるそうです。
まさにループイフダンで運用している方々で、損切りしない運用を目指している方には朗報ですね!
1. 損切りなし設定画面
バージョンアップされると、下記のように損切設定欄で、「損切あり」と「損切なし」が選べるようになりました。
2/24のバージョンアップ前までは、損切なしを選べなかったので、自動的に損切ありの設定になってしまい、最大ポジションを超えた場合、一番含み損を抱えたポジションを損切してから新しいポジションを持つという仕様になっていました。
基本的に損切やロスカットをしない十分な資金を準備して運用したい場合には、この損切機能は全くいらない機能でした。
2. 損切りなしの運用
今回のバージョンアップで損切なしが選べるようになると、どのような動きになるのでしょうか?
最大ポジションになると、損切せずに買いポジションを保有し続けてくれます。その代わりに新しいポジションが増えないので、含み損が大幅に増大するのは回避されます。
為替レートが円安になって、最大ポジション数が減るまでは、損切しながら買い下がることをしないので、ドカンドカンと損切されません。
損切機能が付く前のループイフダンは、この「損切りなし」だった時代もあったので、損切りありとなしの両方が選べるのは、ユーザーにとってありがたいことです。
3. 注意点
既に運用しているループイフダンの損切りあり/なしを変更することができないのです。
【ご注意】
本機能は”新たに”ループイフダンを運用する際に選択が可能です。既に運用を開始しているループイフダンにつきましては、損切りあり/なしを変更することはできません。
4. 対応方法
私は損切りはさせたくないので、古いバージョンの運用を辞めて、新しいバージョンでの運用に切り替えたいのですが、変更ができないとなると、旧バージョンを停止して、新なループイフダンを「損切りなし」で始めるしかなさそうです。
停止したループイフダンは手動決済せずに、指値になったら決済されるのを待ちたいと思いますが、下記のようなデメリットがありそうです。
- 旧ループイフダンの資金が証拠金として拘束されてしまう
- 新たなループイフダンで保有するポジションと旧ループイフダンで保有するポジションが少しだけ重複してしまうため、リスクが高まる
- 逆指値注文が残ってしまう
1と2のデメリットを解消するために、現在の運用資金300万円に対して、50万円くらいの追加資金を入れることにより、対応します。
3のデメリットについては、まずは一括取消で逆指値注文をキャンセルするしかなさそうです。もしかして、逆指値注文だけ一括取消できるのかもしれませんが、方法がよく分からなかったため、一括取消を行ったところ、通常の指値注文も全部消えてしまいました。
今から64件の残ったポジションの指値注文をもう一度やり直さなければいけません(泣)今後のために、いい方法がなかったのかをアイネット証券には問い合わせたいと思います。
実際に運用を変更した具体的な内容については、次の記事でご紹介いたします。
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