保有株を担保にFXでスワップ投資|代用有価証券

1米ドル=104円という円高に突入し、外貨を買いたい方々が増えてきていると思います。

私の周りにも100円を切ったらドルを買いたいというような話が出るようになってきました。

しかし。。

私自身は、既に1米ドル114円時代から買いポジションで外貨をナンピン買いし続けており、資金不足…

アイネット証券のループイフダンというリピート系自動発注機能を使っているので、円高が進行するとロスカットされないように追加資金も準備する必要があるため、あまり新規投資にお金をかけられないのです。

そこで調べていて見つけたのが、

 株券を担保にFX取引

という資金不足への救世主です。

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1. 株券担保サービスとは?

「代用有価証券」や「株券担保サービス」など、証券会社やFX会社によって呼び名は異なりますが、保有している株式を担保にして、FXが行えるという仕組みです。

一粒で二度おいしい?

配当目的で長期保有している株式、値下がりしてしまい売るに売れずに塩漬けになってしまっている株式など、当面売却する予定のない株式を担保にしてFX投資してスワップポイントを貰えるというなかなかおいしい仕組みです。

国内株式を100万円保有していたとすると、その70%の70万円をFX証拠金としてFX運用することができます。

2. メリット

さて、株券担保サービスのメリットを考えてみます。

  1. 資金効率が良い
  2. 配当金や株主優待は、通常通り受け取れる

別の言葉で言い換えるならば、現金ゼロでFX取引を開始できるということです。

もちろん、その後円高が進行して含み損を生じたら、現金を追加投入しなければいけませんが…

100万円の資金で利回りが3%の株式に投資して、その株式を株券担保サービスに入れると70万円をFX証拠金として使用することができます。

その70万円を使って3%くらいのスワップポイントを受け取ることができたら、年間3万円の配当金と2万1千円のスワップポイントを受け取ることができ、100万円の実質利回りを5.1%まで向上させることができます。

ここまで考えると、おいしいところばかりで、今まで挑戦していなかったのが損をした気分になるぐらいウキウキしてきました。

3. デメリット

はやる気持ちを抑えて、デメリットも考えておきたいとおもいます。
(買いポジションの場合を例)

  1. 株価下落と円高進行の二重のリスクを背負うため、ハイリスク
  2. FXが含み損を抱えた場合、含み損部分は現金を入金する必要がある
  3. NISA預りの有価証券を担保に差し入れることはできない
  4. 含み損が増え、現金預託金でまかなえないと、担保に差し入れた株式が強制売却されてしまう
  5. 代用有価証券の掛目については、市場の動向等により、金融商品取引所により変更されること、または証券会社の判断により変更することがある

一番考慮しなければならないのは、株価が下落して買いポジションで円高が進行した場合、株式でも含み損が生じ、FXでも含み損が生じ、一気にロスカットの危険性を増すということです。

円高と株安の二重のリスク

通常のスワップ投資よりも更に安全目のレバレッジ(1~2倍)にて挑戦したいと思います。

現金0で始められるというキャッチフレーズですが、FXで含み損を抱えた場合には現金を投入する必要があります。

また、掛け目変更が適用された場合、預託保証金率の低下によるロスカットや不足金が発生するおそれがあるので、ほったらかしではなく、ある程度マメにチェックすること、また担保に差し入れる株券も1銘柄ではなく、複数銘柄でリスクヘッジする予定です。

4. どの証券会社を使う?

FXで株券担保サービスを行っている証券会社は3社です。

どの会社も上場する国内株式・ETF・REITの70%をFX証拠金としてFXができます。

マネーパートナーズは、株式売却手数料が無料だったり、FXのスプレッドもさすがFX業者だけあって他の2社よりも狭い傾向にあります。

スワップポイント目当てであれば、どの通貨でスワップ投資を行うかによって異なってくるので、最新のスワップカレンダーを確認してから決定するとよいでしょう。

最近利上げ傾向にある米ドルに興味があるので、米ドルのスワップポイントを調べてみました。

マネーパートナーズのPFXでは、米ドルは+15円でした。

一方、SBI証券では+44円と、意外とSBI証券の方が高くてびっくりです。

もともと、保有株式はSBI証券に持っていることもあり、株券を担保にしたFX取引はSBI証券にて行いたいと思います。