長い間、新しい仕事と育児に追われ、ブログ更新する心の余裕がなく放置していました。
下の子が中学生になり、少し気分が変わったので、久々にブログを書いてみることにしました。
最近の私の投資トピックは、30年日本国債とソニーフィナンシャルグループですが、今日は超長期国債について書いてみます。
個人が国債を購入する場合、通常では個人向け国債ですが、超長期金利上昇により、固定金利の30年国債も検討対象に入ってきました。
1. 日本国債が金利上昇により、高配当投資より魅力的に感じる
長い期間、ゼロ金利が続き、日本国債に魅力がない時代が続きました。
最近の金利上昇により、日本国債が投資先として見直されてきましたが、個人向け国債が中心で30年、40年などの超長期国債についての情報が少なく感じます。
30年日本国債のクーポンレートが3.2%、3.4%のものが、SBI証券の既発債として売り出されるようになってから、少しずつ利回りを見ながら購入を始めました。
2. 超長期国債のデメリット
①高い購入コスト
購入時に手数料はかかりませんが、価格には証券会社がスプレッドを乗せた高い価格にしているようです。なので、正確には購入コストではないのでしょうが、この超長期国債は買った途端に含み損になります。株式購入では感じたことがない、足元を見られたかなり酷い金額です。
スプレッドが高いせいだと思いますが、購入した後、翌日には含み損になり、更に今試しに売却ボタンでシュミレーションすると、含み損より更に大きな売却損が表示されました。
今回の場合、購入時に1.82円、売却時に2.64円ぐらい差し引かれているようですが、明示されている訳ではないので、恐らくケースバイケースなのかもしれません。
100万円購入して、今売却すると▲56,195円の損失とは、株式取引では考えられない手数料です。個人向け国債と異なり、まだ個人投資家向けでないから、仕方ないのかもしれませんが、超長期国債を購入する際の一番のデメリットと言えます。
購入単価:98.265円(現在は97.76円)
取得単価:99円(支払った経過利息が加算?)
時価単価:95.94円(▲30,600円の含み損)
売却単価:93.3円(▲56,195円の売却損)
クーポンレートが3.4%なので2年分の利息が手数料で吹き飛んでしまいそうな勢いです・・・
②金利上昇局面では値下がりする
3%の金利が4%、5%と上昇した場合、3%の国債の魅力が下がるため、額面100円では買って貰えないため、80円、70円と下落するリスクがあります。そのため、金利上昇局面で固定金利の国債はなかなか買いづらいです。
満期保有すれば、額面100円で戻ってくるので、私は満期保有できる子ども達に遺すつもりの金額を30年国債に投入しています。
③財政悪化懸念
高市政権は積極財政なので、財政悪化を懸念する声も聞かれます。
日本国債がデフォルトする未来は考えたくないですが、財政赤字でデフォルトするまではいかなくても金利が上昇し、債券価格が暴落するリスクがあります。
④インフレに勝てない
長いデフレの時代が終わり、2%を超えるインフレが続いています。
体感としては、2%なんて可愛い上昇ではなく、スーパーでの米やお菓子など買い物をすると、以前より支払額は1.5倍くらいになっている気がします。
このインフレには株式でないと勝てないと思うので、超長期国債だと預金や個人向け国債に置いておくよりマシというくらいにしかならないと思います。
3. 超長期国債の魅力
①安全性
なんと言っても安全性です。日本国がデフォルトするリスクももちろんありますが、その時には日本株は更に悲惨なことになっていると思われますので、比較的安全な投資先と言えます。
②満期保有すれば、元本割れしない
更に100円の額面以下で購入し、満期まで保有していれば、損はしないことです。
今のように金利が上昇すれば債券価格は下がるので、含み損を抱えることになりますが、満期保有前提だとあまり気にしないでいられます。
金利の天井付近で国債を購入するのが理想的ですが、天井を読むのは難しいので、自分で魅力的と思える金利水準を超えたら少しずつ購入するのが良いと思いました。
③将来キャッシュフローが計画できる
今までは、高配当株が中心でしたが、減配されたり、株価が下落したりして、老後の年金代わりに保有するにはリスクが高いと感じていました。
超長期国債は、満期保有すれば額面で戻ってきますし、クーポンレートは日本国債がデフォルトしない限り保証されているので、30年間でいくら増えるかを購入時に計算できます。
債券の性質から考えると、当たり前のことですが、初めて超長期国債を買った時には少し感動しました。
下記が将来キャッシュフローですが、99万円で購入した日本国債が100万円で償還されるので、償還差益が1万円、クーポンレートが3.4%なので年間受取利金が34,000円×30年で102万円、合計利益は103万円ということが予め計画できるというのが、国債のメリットとなります。

注意しなければならないのは、名目的なキャッシュフローが保証されているだけで、インフレを加味した実質的なキャッシュフローは目減りしてしまうリスクが大きいことからは逃れられません。30年で2倍に増えるというのを多く感じるかもしれませんが、インフレには勝てない気がします。
そもそも、国債は長期間使わない資金を安全性を確保しながら置いておく場所として捉えているので、インフレに勝つためにはポートフォリオ全体として考えているので、インフレに勝てないというのはあまり気にしていません。
現在、株式割合が多すぎるため、老後にリーマンショックなどが起きた場合に資産が半減したり、減配するリスクを和らげるため、安定した年金替わりの入金を得るためと割り切って投資しています。
現在SBI証券で売買されている30年国債のクーポンレートは3.4%なので、3.2%で購入した国債は残念ながら含み損状態です。なかなか、金利の天井で投資するのは難しいので諦めています。
この先、4%から5%ぐらいには上昇するかもしれませんが、少しずつ買い増しをしていきたいです。


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