ゆうちょ銀行 配当金入金されるも、次回配当から10円減配

ゆうちょ銀行から、2021年3月期の配当が入金されました。

配当入金額は税引後、11,953円なので、緊急事態宣言が明けたら家族で焼肉に行きたいです!

緊急事態宣言が明けても、まん防に移行して酒類提供がされなさそうですが…

1. ゆうちょ銀行 配当金推移

今回の配当までは、一株当たり50円の配当金が死守されましたが、次回配当金から減配されることが先月発表されています。

配当性向を50%程度とする方針により、残念ながら来期は一株あたり40円への10円減配予想となっています。

配当の回数については、運用ポートフォリオの状況を踏まえ、新型コロナウイルスの影響等により、市場の不透明性が大きい間は、期末配当の年1回となるようです。

配当性向が高くなってきていたので、ヤバいという声もありましたが、高配当銘柄をウリにしている銘柄なので、何とか踏みとどまってくれるかと期待していたのですが…

2. ゆうちょ銀行 配当金入金額

2021/6/18に、ゆうちょ銀行から、期末配当金が入金されました。

日本郵政・ゆうちょ銀行ともに、300株保有しており、どちらも1株あたり50円、税引前15,000円の配当金です。

日本郵政はゆうちょ銀行株の減損処理により、個別財務諸表の利益剰余金が不足したため、資本剰余金からの配当という珍しい形式をとりました。

そのため、配当から控除される税金が少なくなったため、手取りは日本郵政の方が多くなっています。

IPOでゆうちょ銀行株を100株購入してから、右肩下りで株価が下落しています。

ゆうちょ銀行の公開価格1,450円に対し、現在株価は927円。上場直後の最高値の半値というところになってきています。

上場来配当が、一株あたり累積で275円なので、1,450円(IPO価格) – 275円(累積配当) =1,175円、株価が1,175円に上がってようやくIPO価格を取り戻せるという、投資先としては悲惨な状況。(税金を考慮するともっと悲惨)

3. ゆうちょ銀行 今後の配当方針

ゆうちょ銀行は、今後の中期経営計画で、下記のような配当方針を打ち出しています。

・株主還元・財務健全性・成長投資のバランスを考慮し、中期経営計画期間中(2021年度~2025年度)は、基本的な考え方として、配当性向は50%程度とする方針です。

・ただし、配当の安定性・継続性等を踏まえ、配当性向50~60%程度の範囲を目安とし、1株当たり配当金(DPS)は、2021年度の当初配当予想水準からの増加を目指してまいります。

株主還元方針・配当情報-ゆうちょ銀行 (japanpost.jp)

「株主優待を検討中」ということですが、「優待制度作るなら、金をくれ」と言いたいですね…

郵政IPOから5年以上持ち続けて、配当金を貰ってすらペイしないという悲惨な投資となってしまっていますが、つぶれることはないだろうと信じて、期末の損だしが必要な時に、いつでも含み損を抱えている銘柄として、JT・日本郵政とともに持ち続けたいと思います。

爆損モービル(XOM)ですらプラ転した米国株に比べ、なかなか回復しません。

高配当・安定配当につられて投資した、JT・ゆうちょ銀行から、次々に減配を突きつけられ、配当金投資の難しさに直面しています。

一方、今年3月に17年勤務した会社を退職し、無職状態なので、配当金のありがたさをかみしめており、減配するといえども、依然配当金が多いJTやゆうちょ銀行を手放せないのでした。

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