沢井製薬が大幅安、ジェネリックの将来性に期待して購入しておく?

株式配当生活を目指す私の投資方針は、株主優待が充実しているANAや配当利回りが3%を超える商社株・銀行株などを中心に運用しています。

基本的に値上がり益ではなく、長期保有前提とした運用になっています。

その中で、比較的配当性向は低いものの、好んで売買する株式があります。「沢井製薬」です。

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1. 沢井製薬とは?

沢井製薬は、日医工や東和薬品と同様に日本を代表するジェネリック(後発)医薬品のメーカーです。

「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」は、「新薬(先発医薬品)」の特許が切れたあとに販売される、新薬と同じ有効成分、同じ効き目の価格の安いお薬です。

「ジェネリック」とは「一般的な」という意味で、「ジェネリック医薬品」とは一般的に広く使用され、効能や安全性が確立された医薬品の事を意味します。 国家予算の中で年々医療費が膨らみ続けている昨今ジェネリック医薬品は医療費削減の効果があると期待されており、国も使用を推進しているお薬です。

薬局で、「ジェネリック医薬品でもいいですか?」と聞かれた経験はありませんか?

政府も高騰する医療費を削減するために、ジェネリック医薬品の使用を推進しているので、長期的には伸びる銘柄??という期待があり、配当性向はあまり高くないものの、沢井製薬の株式を何度か購入しました。

2. 沢井製薬株価

私が沢井製薬を好んで買う理由は、上記のようにジェネリック医薬品の将来に対する期待の他に株価の動きによる理由もあります。

①右肩上がりの株価

30年の株価の動きを見てみると、短期的な上がり下がりはあるものの、長期的には右肩あがりになっています。業界に将来性があるというのが株価にも反映されています。

沢井製薬(30年)

②2年間の株価の動き

ここ2年間の株価の動きです。日経平均が2015年の2万円台から、2016年の1万6千円に下落しているのに比べ、沢井製薬は7千円と8千円くらいの間で変動しています。

このお陰もあって、何度か購入・売却を繰り返し、この下落側面でも収益を確保できた数少ない銘柄となっています。

沢井製薬

もちろん、人命にかかわる医薬品を取り扱っているので、一旦、薬で何か訴訟とか起こると大幅下落するという多大なリスクをはらんでいることは承知の上ですが…

③沢井製薬株式が2016/8/9に大幅下落

このように気になっている沢井製薬ですが、単元株100株を購入するには、70万円~80万円の資金を必要とし、私の所有資産の中で占める割合が大きいため、基本的に100株しか持つことができないので、値下がりしたら購入して、値上がりしたら売却することを繰り返しています。

このとき便利なのが、SBI証券のアラート通知です。今回の場合、予め沢井製薬が7,300円以下になると通知がくるように設定していたので、登録したメールアドレスへSBI証券からメールがきました。売却したい単価の場合、「8,000円以上」というように設定しておけば、売却のチャンスを逃すことも減ると思います。

沢井製薬アラート通知

デートレーダーの場合、このようなアラートは不要かもしれませんが、私のように株価を毎日はチェックしないような人の場合、大幅な値下がりとか値上がりとかをモニターできるので大変ありがたいです。

3. カラ売り規制銘柄?

沢井製薬が気になったので、他にニュースがないか調べてみたところ、10日に沢井製薬が「カラ売り規制」銘柄に指定されているようです。

①カラ売りとは?

空売りとは信用取引の売りのことで、最初に株式を借りてきて市場で売り、株価が上下に動いた後で市場で買い戻して、差益を得る取引のことです。

例えば現在500円の株式があり、この株式がなんらかの理由でこれから下がるだろうと考えた場合、空売りをします。結果400円に下がれば100円分の利益が出ていますし、600円に上ってしまうと100円分の損が出るということになります。

株価が下がる局面でも利益が得られるというメリットがあるようですが、株価が上がれば損失に限度がないという怖い取引なので、素人の私が手を出すものではないので、今まで行ったことがありません。

②空売り価格規制

空売り価格については、株価上昇局面では直近公表価格未満、株価下落局面では直近公表価格以下の価格での空売りが禁止されています。

この価格規制は常にかかっているわけではなく、基準値段から10%以上下落した場合にのみ発動される「トリガー方式」が導入されております。

今回の場合、沢井製薬の株価が10%以上下落しており、空売りが行われると更に株価を下げるものであるため、翌日の8/10のカラ売りが規制されたということのようです。

4. 沢井製薬を購入するか?

株価が急激に下がることを防ぐ「カラ売り規制」がかかる状態で購入するのはちょっと不安ですね。

下落相場は「落ちてくるナイフ」と例えられることもあり、落ちてくるナイフを掴むと大ケガをするので、地面に刺さったナイフを確認してからゆっくりと、安全な柄を持ってナイフを地面から抜けばいいのですが… 私はこれで何度も失敗しており、パイオニア・東芝といった塩漬け株を生み出しています。

といっても、7千円を切ったらぜひとも欲しいと思っていた沢井製薬。8/10の朝の相場を見ながら購入するか最終判断したいと思います。

2016/8/10追記

昨日の終値より値上がりしてのスタートだったので、7000円の指値をし、当日中に無事約定しました。

沢井製薬7000円で約定

まだ下がり途中の相場なのか、「一定の値幅で上昇、下落を繰り返す」ボックス相場の安い価格で購入できたのか良く分かりませんが、今後の値動きに期待したいと思います。