トルコリラFX|為替の下落をスワップポイントがカバーしきれない

「トルコリラFXでスワップポイント生活」、魅力的なキーワードで、たくさんのFX挑戦者が破産や大きな損失に追いこまれてきました。

どうしてトルコリラFXは儲けると錯覚して、挑戦しては負けてしまうのでしょう。

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1.トルコリラ スワップポイント生活

トルコリラの為替が下落一方だとは皆理解しています。

実際に計算してみると、スワップポイントの年利は10%なので、10年経過すれば、トルコリラの価値がなくなってもモトが取れると考えてしまいそうになります。

  • 取得金額:30円×10万トルコリラ=300万円
  • 年間スワップ:95円×10万トルコリラ×365=約35万円(年利11.5%)
  • 10年間スワップ:35万円×10年=350万円

レバレッジ1倍なら、ロスカットの心配もなく、さすがにトルコリラが0にはならないと考えると、10年で投資元本を回収し、あとは毎年35万円をもらい続ける!

なんて夢の生活を計算しました。実は、私はトルコリラスワップをやる気マンマンなのです。

2. 為替差損 >>> スワップポイント

しかし、現実世界のブログで1年間の成績を見てみると、だいたい為替差損がスワップポイント2倍も発生して、トータルでマイナス収益になっているのです。

トルコリラFXを始めてすぐにこの傾向に気づき撤退できればいいですが、貰えるスワップポイントの金額も多いので、

為替が少しは戻るかも

と待ち続け、傷口を広げます。

3. 待ち続けられない…

最初の投資した時の理論では、為替が下落しても、10年経過したら、スワップポイントだけで取り戻すという計算でした。

しかも、レバレッジ1で運用していたら、ロスカットのリスクも低いから、持ち続ければ済むだけでは? と考えてしまいます。

しかし、年々、含み損は膨大に増えていき、その含み損に耐えられなくなり、トルコリラスワップ市場から撤退する、というのが、ストーリーです。

当初の理論のどこがまずかったのでしょうか?

スワップポイントを100円など円貨固定で試算 → 実際は右肩下がり

一番の問題は、スワップポイントが円金額表記で、これを10年一定で試算することです。

スワップポイントの計算は、トルコリラと日本の金利差をベースとしているため、通常は10%とかの%になります。

10万トルコリラが300万円の価値を持っていれば、30万円のスワップポイントを貰えますが、100万円の価値しかなくなれば、例え両国の金利が同じでも10万円のスワップポイントしか貰えません。

そうすると、10年でモトを取れると計算した皮算用が、30年かかってしまうことになります。

トルコリラの価値が30円→10円なんて極端だと言い切れたらよいのですが、既に90円超え→30円までの下落を目の当たりにしているため、ありそうな話です。

4. やはりトルコリラに挑戦したい

トルコリラスワップ生活が成立しない理由を検証してみました。

FX初心者が勝手に検証しているから、信憑性はどうだか分かりませんが、ヤバそうだということは分かってきました。

でも、

  • トルコリラ30円が底値に見える(50円、40円でも毎回そう見えるが…)
  • トルコは30才未満の若者が多いから、長期的経済は伸びるはず?
  • FXをやるからには、どうしてもトルコリラという鬼門に挑戦したい

という訳で、折角「トルコリラスワップ生活は成立しない」ことを検証したにも関わらず、「為替は底値に近いんじゃない?」という一番危ない仮定を置いて、トルコリラへの地獄の道を選択しました。

理論的検証が好きな割に、ツメが甘くてギャンブラーな感情に流されてしまいました。

この判断が吉と出て配当金生活へ一歩近づくのか、凶と出て100万円を失うのか…

いずれにせよ、負けても結果はこのブログでご報告しようと思います。