会社を退職して7カ月が経過しました。サラリーマンという安定した収入を稼げていた時に比べ、配当金のありがたみを実感しています。
配当金には税金がかかるので、一般的にインデックスの投資信託やETFに投資した方が有利と言われており、その通りだと思います。
一方、投資で無視できない要素として、「メンタル」があります。
この定期的な配当金の収入というものが得られているからこそ、暴落時にも売却せずに、「あと3年持ち続けて配当がもらえれば、含み損を取り戻せる」と、半死しながら株をぎゅっと握りしめられます。
経済的には非合理な高配当株投資、「心の支え」なので、なかなか投資の大半をインデックス投資に切り替えることができずにいます。
1. 2021年10月 配当金 総額
10月の配当金は7万円弱となりました!
四半期月以外は、配当金が少ないので、まずは月に5万円を超えることを目標にしています。
SBI証券の53,329円の受取配当に加え、楽天証券で保有するARCC(エイリス・キャピタル)の配当 16,236円を加えた合計 69,565円となりました。
2. 2021年10月 アメリカ株配当金(銘柄別)
ほとんどの株式で増配してくれたので、株式の買い増しはあまりしていませんが、昨年より配当金が増えています。
米国株銘柄 | 昨年配当 | 今年配当 | |
KO | コカ・コーラ | 29.51 | 30.18 |
PPL | PPLコーポレーション | 29.85 | 29.82 |
KMB | キンバリークラーク | 9.25 | 9.86 |
QSR | レストランブランド intl | 14.13 | 14.43 |
GSK | グラクソスミスクライン | 19.34 | 20.33 |
CHL | チャイナモバイル | 92.20 | 121.21 |
MO | アルトリアグループ | 74.15 | 77.64 |
PM | フィリップモリス | 38.27 | 39.74 |
ITW | イリノイツールワークス | 8.21 | 8.80 |
LEG | レゲット&プラット | 8.64 | 9.07 |
GPS | ギャップ | 0 | 18.12 |
HSBC | HSBC ホールディングス | 0 | 48.30 |
PFF | 【ETF】米国優先株 | 55.57 | 52.44 |
VTI | 【ETF】米国株 | 6.08 | 0 |
VIG | 【ETF】米国増配株 | 8.86 | 0 |
ARCC (楽天) | エイリスキャピタル | 143.45 | 147.03 |
米国株 配当金合計 | 537.51 | 626.97 |
CHL チャイナモバイルはNY市場では上場廃止されてしまったのですが、その後保留のまま、株主としての権利は生きているようで、配当金は振り込まれました。
チャイナ・モバイルの影響、大きいですね…
中国の政治リスクやアメリカとの小競り合いで、中国株への投資は一筋縄ではいきませんが、ハンセン指数ETFへの投資を開始したり、試行錯誤しています。
ギャップは、昨年の7月・10月は無配になっていたものが、復配しています。配当額はコロナ前の半額ですが…
HSBCホールディングスは、コロナの影響後の2020年は無配に転落していました。
今年は復配したものの、配当金額はコロナ前の水準には戻っておらず、株価も低迷が続いています。
PFFは相変わらず減配が続いていますが、毎月配当であることや、利回りが悪化しても4.5%ぐらいなので、まだ持ち続けるつもりです。
3. 2021年10月 日本株配当金 (銘柄別)
2021年10月は、日本株からの配当金入金はありませんでした。
ちょっと寂しいですね…
個別株を購入する時は、配当月もある程度意識して買っていますが、日本株は配当支払いが6月・12月に集中しているので、なかなか配当月を分散させるのは難しいです。
4. 今後の投資計画
円安が進行して、なかなか円転入金からの米国株購入はしたくないですが、1ドル120円とかに突入したら、あの時円転してれば、、となるかもしれないのが、為替の怖いところです。
当面は、外貨建てMMFで購入できる範囲で米国株を購入予定です。
SBI証券では、外貨建てMMFを買付資金に直接指定できないので、一旦、外貨建てMMFを外貨預り金に振替する必要があります。
この時点で円安が進行している部分は売買損益として課税され、外国株の購入単価は円安が進行した為替レートが付されるので、お得な外貨で購入した感は薄れてしまいますが…(円高が進行すると、円建で含み損になる)
ポートフォリオの多様化のために、金利上昇による価格下落が収まったら、BNDを購入したいのですが、BNDの価格下落のお得感を打ち消すような円安進行で、うまく買うタイミングが訪れるか、心配です。
米国の株高と円安で、なかなか株の買い増しが難しくなっています。
一見、割安に見えるのが、T(AT&T)やMO(アルトリア)です。
両社とも色々な事情を抱えて高配当になっているので、逆に怖くて手が出せずにいます。
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