会社を退職して時間が余っているので、証券口座画面を眺める時間が増えています。
逆張りが好きなので、毎日下がり続ける「花王」を衝動的にポチっと買いたくなる…
そんな時は、同じように有名企業が割安になったと思って購入した武田薬品工業とAT&Tの多額の含み損を見て、何とか耐えていますが、そろそろポチリとしてしまいそうです。
1. 2021年11月 配当金受け取り総額
2021年11月の配当合計は42,599円となり、残念ながら目標の毎月5万円を達成できませんでした。
2・5・8・11月配当の保有銘柄は少ないんですよね…
配当金を安定させるために、毎月配当のPFFを買い増ししたいのですが、こちらは暴落時に仕込むのがおいしい銘柄なので、なかなか追加購入するチャンスがありません。
BNDなど債券ETFをポートフォリオに追加したいのですが、利上げが見込まれ、さらに円安傾向の今、購入するのは含み損になりそうで躊躇しています。
2. 2021年11月 アメリカ株配当金 (銘柄別)
さて、次に銘柄別の11月のアメリカ株からの配当金を見ていきます。
PFFは減配しているものの、その他は連続増配してくれている株式が多く、昨年よりかろうじて多い314.04ドルの配当を受け取りました。
| 銘柄 | 昨年配当 | 今年配当 |
T | AT&T | 74.75 | 74.77 |
VZ | ベライゾン | 0 | 9.22 |
GIS | ゼネラルミルズ | 29.34 | 29.34 |
PFF | 【ETF】米国優先株 | 53.43 | 48.23 |
AAPL | アップル | 13.57 | 14.55 |
ABBV | アッヴィ | 25.46 | 28.06 |
CL | コルゲートパルモリーブ | 6.34 | 6.49 |
PG | プロクター&ギャンブル | 22.75 | 25.05 |
BTI | BAT ADR | 54.55 | 57.23 |
UL | ユニリーバ ADR | 9.59 | 0 |
SBUX | スターバックス | 19.42 | 21.10 |
| 米国株 配当金合計 | 309.20 | 314.04 |
PFF優先株は、減配傾向が続いていますが、債券よりも利回りが高いので、持ち続けています。
AT&Tはワーナーメディアを切り離してディスカバリーと合併させて新会社を設立するとともに、今後の配当見通しが大幅減配になるようです。
AT&T 減配後も配当金を維持するために、VZを購入し、今回初めて配当金を受け取りました。
更にオミクロン変異株により、株価が下落したタイミングで、AT&T と BTIの買い増しをしました。
来年2月の配当からこれらの買い増し効果が反映されますが、AT&Tの株価下落と減配予想により、どうなってしまうことやら…
3. 2021年11月 日本株配当金 (銘柄別)
日本株の配当金は、6月と12月に集中しているため、11月の配当金は2件だけでした。
銘柄 | 昨年配当 | 今年配当 |
中国電力 | 2,500 | 5,000 |
コメダHD | 1,435 | 1,993 |
NTTドコモ | 9,961 | 0 |
日本株配当合計 | 13,896 | 6,993 |
昨年までは、NTTドコモからの配当が大きかったのですが、TOBにより手離さざるを得なかったので、今年は日本株からの配当が激減しています。
下落し続ける中国電力をそろそろ底かなと買い増ししましたが、これは大失敗でした。
今回までは配当を貰えましたが、業績悪化により期末配当が未定になり、株価も下落して踏んだり蹴ったりです。
もともと配当性向が100%を超えるような会社で、剰余金がたくさんあるので業績は悪くても減配はしないだろうという楽観的な買い増しだったので、原子力が安全に再稼働して収益が回復するのを祈るしかありません。
4. 配当金に着目するとインデックス投資だけでは難しい
配当金生活を目指しているので、配当金をKPIにしてしまっており、不人気株にたくさん手を出してしまい、配当金は積みあがっているものの、含み損を抱えた銘柄があります。
インデックス投資も並行していますが、投資成績ではインデックスの方が断然順調です。
ただ、老後にインデックスを売却して資金化する心理的なイメージが湧かないので、効率は悪くても高配当株投資を愚直に続けています。
また、高配当株だけでは元手が足りず、配当金生活に到達できないので、リスク覚悟で自動売買FXも行っています。
マネースクエアのトラリピとアイネット証券のループイフダンという自動売買FXの仕組みを使用しています。
2021年11月は、トラリピとループイフダンをあわせて5万円以上を自動FXで稼ぐことができました。
自動売買FXはレバレッジをかけているので、最悪の場合は一千万円がゼロになるか、追証で借金を背負うことになるリスクを孕んでいます。
リスクとリターンのバランスは難しいですね…
一応、四年間ロスカットされることなく、稼いでくれている自動売買FX。
為替相場がたまたまレンジ相場で、想定内で変動してくれた運ゲーの部分も多いのですが…
現時点では自動売買FXに頼らないと、配当金生活の目処が立っていないという状況ですが、老後にはもう少し安全運用に移れるぐらい、元本を増やすように頑張りたいと思います。
コメント