日本郵政IPO 仮条件決定、ゆうちょ銀行・かんぽ生命どれを何株買うか?

待ちに待った日本郵政IPO3社の仮条件が発表されました。想定価格と比べてどうだったでしょうか?

1. 仮条件決定

日本郵政IPOの仮条件が10/7に決定しました。想定価格より上限が50円ずつ高くなっており、意外に強気な設定でびっくりしました。
それぞれの仮条件は下記のようになっています。(SBI証券HPより)
IPO仮条件

最小売買単位の100株なので、一単元あたり、14万円~22万円くらいで購入できることになります。

日本郵政グループの株式はNISA枠でも購入できるのでそうしたいところですが、私は既に今年のNISA枠を使いきっているのが残念です。

2. IPO BB(ブックビルディング)参加はいくらにする?

余剰資金はオリックス銀行の2週間定期預金で運用しているので、このような投資案件が発生した時にペナルティなく引き出せるので大変助かっています。

私はこの定期預金600万円を資金として、今回のIPOに参戦します。

作戦は、定期預金に入れていた余剰資金を利用して申込をして、当選した後に倍率などの様子を見ながら、全額購入するか、キャンセルするかを決める方法です。

野村證券の私の取引支店は、抽選後購入まで振込がいらないそうなので、資金全額をSBI証券に当てることも可能かも?と思いましたが、補欠当選して資金が拘束された場合などいろいろ考えて、安全を見て総額600万円をSBI証券と野村證券に配分して申込金として準備することにしました。

3. どの証券会社に申し込む?

IPOは当たりにくいから、いくつもの証券会社に口座開設した方がよいみたいですが、そこまでの気力がなく、口座管理に自信もないから、既に取引があるSBI証券と野村證券の支店に申し込むことにしました。

大型案件なので、そこまで値上がりもないし、希少価値もないかと思っています。

ネット証券は当選は申込株数に比例せずに、まずは一人一単元という証券会社が多いようですが、SBI証券は申込株数に比例して当選確率があがるそうなので、余剰資金をつぎ込んでチャレンジします。

野村證券は主幹事会社なので割当数は多いですが、支店取引は担当者の采配で決まるから大口顧客しか当たらないという話も聞きます。

しかし、今回は通常のIPOとは異なる大型IPOなので、小口取引にもおこぼれがあるのではと淡い期待をしています。

野村證券のコールセンターに支店窓口での申込株数に制限があるか聞いたところ、ネットは一人一単元だけど、支店は特に制限はないけど、支店毎に運用が違うかもとの回答でした。

早速、取引支店に電話すると、日本郵政とゆうちょ銀行は1500株、かんぽ生命は1000株の申込上限があると言われました。
 
この上限が日頃の取引によって異なるのかもしれませんが、トヨタAA株を一単元しか取引してない小口顧客の例として考えて頂ければと思います。

4. 日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命のどれを何株買う?

いろいろ検討した結果、私の本命はゆうちょ銀行とするものの、お祭りなので3社参加することにしました。

本当はゆうちょ銀行一本にしようか悩みましたが、かんぽ生命や日本郵政も政府主導の第一回目のIPOだから失敗しないようになっている??と仮定し、3社に参加することにしました。

仮条件を決めるのは本当に難しく、安くつけすぎると投資家は喜ぶものの、国庫に入るお金は減るから後から国民から非難されるかもしれないし、高すぎて初値割れをしたら、次回からのIPOに悪影響するし、難しいところだと思います。

なので、専門家が初値売りで少しだけ利益が出るくらいの値づけを試みているのだと思います。

私が申込を予定しているSBI証券と野村證券は、IPO当選後、当選辞退してもペナルティはないようなので、まずは申し込んでみて、抽選結果などで需要が見えてきた段階で、当選してたら購入か辞退かの判断をしようと思っています。
 
【申込株数と必要金額】
私は下記のように申し込むことにしました。ゆうちょ銀行とかんぽ生命は、野村證券とSBI証券で半分ずつ、日本郵政はSBI証券のみとしました。

日本郵政は状況によっては当選しても購入しないつもりです。

野村證券は支店窓口取引でトヨタAA株用に開設したため、当選しても購入しなかった場合、次のトヨタAA株の割当に影響すると嫌なので、できれば辞退は避けたいと思っています。。
ゆうちょ銀行:3,000株   435万円
かんぽ生命   :   600株   132万円
日本郵政      :   200株     28万円
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合計                  3,800株    595万円
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 ゆうちょ銀行:3,000株

PERで見ると割高な気もしますが、配当性向50%以上を目安にするというのは魅力的だし、相当なことが起きない限りつぶれないかなと思いますので、配当生活の基盤として保有しておこうと思います。

もちろん、初値が大幅上昇すれば、売り抜けも目論んでいますが、これはあまりない気がしています。

3,000株も購入しようというつもりはリスク分散の観点から考えてないので、全部当選したらどちらかの証券会社は辞退する予定です。(そんな状況の場合、初値割れの可能性も出てくるので、両方辞退?)

 かんぽ生命:600株

かんぽ生命は、総資産がどんどん右肩下がりに減っていく中、成長戦略が見いだせないので、長期的に保有はしないつもりですが、売出株式数が日本郵政やゆうちょ銀行よりも少ないので、希少価値で初値があがるかもという考えで600株購入としました。

 日本郵政:200株

郵便事業には将来性がないなか、収入のほとんどがゆうちょ銀行やかんぽ生命に頼っており、その金融2社も50%くらいまでは売却されるとう、収益は縮小方向になるため、個人的には正直、買わなくてもよいかと思っています。

が、初値狙いOnlyで購入しておくのもいいかと思って申込予定。ただ、抽選状況を見て辞退する可能性も高いです。

逆にゆうちょ銀行とかんぽ生命の抽選結果を見て意外に人気でこの2つが当たらなかったら、日本郵政に追加で申込む可能性も考えています。

まずはこの株数で申込をしてみて、どちらの証券会社でも全額割当がくるとなると、相当人気がなくて、初値割れが発生するかもしれないので、当選しても購入しないという選択をしようと思っています。

私の申し込み方針を記してみましたが、皆様はどのように購入されるのか他の方の状況を知りたいと思い、検索するのですが、なかなか思ったような情報やブログにたどり着けない今日この頃です。

私のブログも埋もれて、検索できないのでしょうか?。。。。

10月14日追記
SBI証券は週末にBB申込完了していたのですが、野村證券の支店取引は電話する時間がとれず、ようやく今日申込完了しました。

今日実際に野村證券の取引支店窓口にBB申込をする際に申込株数に上限があるのかを再度確認したところ、申込上限はないと言われました。

担当者によって異なるのか、今回の電話は本人確認した上での正式申込だから違ったのか、または需要が思ったより伸びないから?と勘繰りつつ、申込を完了しました。

あとは10月19日の抽選結果を待つばかりですが、野村證券の支店取引だと連絡は当選した時のみ連絡がくるそうで、もしかして20日になるかもとのことでした。

ブルームバーグの10月14日付けの記事で「BB開始から二日間で日本郵政とゆうちょ銀行は需要が総売り出し株数を上回った」とありました。さらにかんぽ生命では数倍になったそうです。
IPO当選のための重複申込もあると思うので、100%鵜呑みにできませんが。。

そんなに人気ならかんぽ生命の申込株数を増やそうか悩み中です。

10月16日追記
かんぽ生命の申込が売り出し株数より数倍になっているとの情報を踏まえ、急遽、普通預金をかき集め、SBI証券のかんぽ生命を300株から600株に買い増ししました。

こういう情報に煽られて買い増しする自分が、バブルの時に有り金をNTT株につぎ込んで大損した株初心者と重なりました。。

結果も重ならないとよいのですが…
 
価格決定と抽選結果の記事は、下記をご参照ください。
 
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