ループイフダンの値幅は?|円安では値幅を大きく、円高では値幅を小さく

FXの裁量取引ではなかなか知識もないし、感情に引きずられうまく取引できないので、もう少し機械的に取引をしようと考えた場合、ループイフダンという自動発注機能は有力な選択肢になります。

アイネット証券のループイフダンというFXの自動売買ツールは、手数料を安く抑えている代わりに設定できる項目が限られています。そのため、手数料が高くてもトラリピの方が良いと考える方も多いようです。

私にとっては逆に選択肢が少ないので、悩まなくてよいので現在のところ却って気に入っています。

ループイフダンでは最初の発注時点で、売買システムというのを選びます。売買システムは下記のような記号であらわされ、3つのこと(売買/値幅/通貨)を表します。

B    15(USD/JPY)

売り 値幅    通貨
買い pips

実際のループイフダンの注文画面では、選択できる売買システムの選択肢が32種類から選べるようになっています。

32種類と多いように感じますが、まず売りと買いで16種類ずつなので、私のような初心者で「買い」しか考えない場合、16種類に絞られます。

また、選べる通貨が5種類なので、どの通貨を選べばよいか悩む方は、私が選択する際に考慮した点をご参考にしていただければと思います。

この記事では、売買システムの中で重要となってくる「値幅」の選び方について検討したいと思います。

スポンサーリンク

1. 値幅が違うとどう違う?

例えば、一番オーソドックスな米ドル/日本円のループイフダンの場合、値幅は下記4つから選択することになります。

  • 15pips(銭)
  • 25pips(銭)
  • 50pips(銭)
  • 100pips(=1円)

値幅が15銭と小さいと、15銭動くたびに売買が行われるので、一日に何回も決済され利益も小さいながら積みあがります。一方、値幅が100pipsと大きいと、一日に1円動くことは少ないため、月に数回しか売買が行われないことも多いでしょう。

もちろん、15pipsと狭く設定した方が、売買がたくさん行われるので、収益も高くなりますが、その分、相場が想定した方向と逆行し、円高が進行すれば多額の含み損を抱えることとなります。

例えば、110円から109円に円高が進んだ場合、15pipsで買う場合には、110円、109円85銭、109円70銭、109円55銭、109円40銭、109円25銭、109円10銭と7つの買いポジションが含み損を抱えることとなります。

一方、100pipsで買うの場合、110円と109円という二つの買いポジションしか保有していないことになります。

これが意味することは、15pipsと狭い値幅を使用する場合、含み損が多くなるので、ロスカットを防ぐためには、運用に必要となる資金も大きくなります。

私のような初心者は、まだループイフダンの設定がどのように作用するかも理解しきれていないので、一番リスクの少ない値幅を広く設定した運用から始めようと思います。

初心者は値幅を広く(100pips)

値幅が広い → 売買成立が少なく利益も少ないが、必要資金が少なくて済む

値幅が小さい方が、当然売買チャンスが多いので、実際にループイフダンのランキングを見ても値幅15pips(銭)が上位にランキングされますが、それだけリスクも高いので、慣れるまではまず値幅が一番広いものを利用しようと思います。

2. 円高と円安で値幅を変える方法

まずは値幅が一番広い設定で始めるつもりですが、慣れてきたら円高時点と円安時点で値幅を変更することを検討しています。

比較的円安水準で買い取引を狭い値幅で始めると、かなり高い確率で多額の含み損を抱えることになるでしょう。

運良くボックス相場が続けば、実現益が大きく含み損をカバーできるでしょうが、いきなり円高が急速に進んだ場合、ロスカットされる可能性すら見えてきます。

そこで、ズブの素人なりに考えた方法としては、円安段階では値幅を大きく、円高になったら値幅を小さくするという方法です。

3. 具体的な運用案(USD/JPY)

トラリピのように、罠をしかけるレンジを設定することができないので、ストップ機能を使ったり、値幅を変更しながら運用することを検討しています。

  • 1米ドル=120円~ :ストップ機能で買い停止
    → 120円以上でレンジ相場になった場合、儲けるチャンスを失う機会損失が発生しますが、1米ドル=140円の買いポジションを保有し円高が進行すると、当面解消しない含み損がたくさん発生してしまうので、それを防止する
  • 1米ドル=75円~120円 :100pipsでループイフダン
    円高が進行しても含み損が膨らみ過ぎないように、一番値幅の広い100pipsでループイフダンを運用する
  • 1米ドルが90円以下になった頃から:15pipsのループイフダン
    1米ドルが90円以下になった頃から値幅の狭いループイフダンの追加設定を検討したいと思います。なぜなら、1米ドル90円以下なら、そこから30円下落くらいを考えれば良いので、用意しておく資金量も限られます。
    そうなれば、値幅の狭いループイフダンでガンガン稼ぐのもよいなと思っています。

とりあえずは、全くの初心者なので一番リスクの小さい、値幅の広い取引からアイネット証券のループイフダンを始めようと思います。

豪ドル/日本円だけで始めようかと思いましたが、リスクヘッジとして複数運用にチャレンジしたいので、豪ドルと米ドルの二つで1,000通貨単位ずつ買っていく設定をしました。

・豪ドル/日本円の買い(80pips)
・米ドル/日本円の買い(100pips)

まずは、ループイフダンの口座に100万円を投入してから取引を開始しました。もちろん、もう少し少ない取引証拠金で始めることもできますが、円高がある程度進んでもロスカットされない余裕をもった運用をしたかったので、資金効率は下がりますが100万円を元手として取引を開始したいと思います。