アイネット証券のループイフダンの運用を始めて、1年半以上が経過しました。レンジ相場が見られやすい豪ドル・米ドル・ユーロの3通貨で運用しています。
1. ループイフダン運用成績
水色の棒グラフが今までの累計決済損益です。一度もロスカットされていないので、決済損益は順調に積みあがっており、64万円を超えています。
しかし、2018年12月はかなりの円高が進行したため、40万円をこえる含み損を抱えてしまいました。それでも、まだ24万円ぐらいのプラスが残っているので、なかなか優秀な結果と言えるでしょう。
開始した当初こそ、含み損の方が決済損益より大きくなり、円高によりマイナスに突入することがありましたが、それ以降は円高が進行しても今までの決済利益で補えるレベルとなってきました。
2. ループイフダン含み損
次にループイフダンの含み損を見てみましょう。
EUR/JPYはマイナススワップにならないように売りのループイフダンにしているため、円高ではほとんど含み損を抱えていません。
しかしながら、米ドルや豪ドルは円高により40万円超えの含み損を抱えてしまっています。
3. ループイフダン一年間の通貨別決済利益
アイネット証券のループイフダンの2018年一年間の決済利益を見てみましょう。合計で467,599円となっており、初期投資が400万円なので年利で11.7%となっています。
アイネット証券のループイフダンは急激な為替の変動がない限り、安定して10%ぐらいの年利を目指せるFX自動売買となっていますが、2019/1/4に発生したような急激な円高が今後も起こり得ることを考えると、仕掛ける範囲を設定できないループイフダンは、リスクが大きいといえます。
2019年は、豪ドルについてはリスク管理にもう少し重きを置いたマネースクエアのトラリピに移行させて、米ドルとユーロだけでループイフダンを運用する予定なので、利益はかなり下がってしまうと思います。
安全を取るか、収益性を取るかは難しいところですが、運用しつつバランスを取っていきたいと思います。
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