退職して初めてのお正月休みを迎えました。
働いていた頃は、お正月休みが楽しみで仕方なかったのですが、会社を辞めてからは毎日が休日状態なので、子どもが冬休みとなって騒がしい上に大掃除をしなければならないお正月休みは、むしろいつもより大変な時間を過ごしています。
そんな中のクリスマスプレゼント、配当金が入金されました。
1. 2021年12月 配当金受け取り総額
2021年12月の単月配当金合計は、16万円超えとなりました。
上記My資産の配当金集約にはPFF税金還付の21.08ドルが含まれていないようなので、実際の入金額はこれよりも2,000円余り大きくなっています。
2. 2021年12月 アメリカ株配当金
アメリカ株は、ETFの配当が3月・6月・9月・12月に集中していること、また個別銘柄も四半期配当が多いため、かなり安定した配当を受け取っています。
米国株 銘柄 | 昨年配当 | 今年配当 | |
INTC | インテル | 7.13 | 7.51 |
IVZ | インベスコ | 12.40 | 13.60 |
UL | ユニリーバ | 0 | 9.85 |
PFE | ファイザー | 13.68 | 14.04 |
VTRS | ヴィアトリス | 0 | 0.50 |
SO | サザン | 18.43 | 19.01 |
JNJ | ジョンソン&ジョンソン | 14.54 | 15.26 |
PBI | ピツニーボウズ | 14.4 | 売却済 |
IBM | IBM | 35.14 | 35.38 |
KO | コカ・コーラ | 29.46 | 30.23 |
UPS | ユナイテッドパーセル | 14.51 | 14.69 |
XOM | エクソンモービル | 56.27 | 56.96 |
MMM | スリーエム | 52.88 | 53.23 |
MCD | マクドナルド | 9.29 | 9.94 |
RDSB | ロイヤルダッチシェル | 29.26 | 42.19 |
BLK | ブラックロック | 15.68 | 17.84 |
KHC | クラフトハインツ | 57.56 | 57.49 |
LMT | ロッキードマーチン | 16.84 | 26.22 |
WBK | ウェストパック銀行 | 84.25 | 0 |
PFF | 【ETF】米国優先株 | 73.94 | 88.01 |
PFF | 【ETF】米国優先株 税還付 | 0 | 21.08 |
SPYD | 【ETF】米国高配当株 | 70.98 | 21.25 |
VT | 【ETF】全世界株 | 9.94 | 29.70 |
VYM | 【ETF】米国高配当株 | 39.36 | 64.23 |
VIG | 【ETF】米国増配株 | 13.38 | 33.35 |
2021年12月 米国配当金合計 | 689.32 | 681.56 |
VT、VYMは、毎月NISA枠で買い増しをしているので、配当金がかなり増えてくれていますが、SPYDの大減配は痛いですね…
12月は毎月配当のPFFの配当が、12月・1月分とまとめて二月分入金されるので、通常月より多くなっています。また、昨年は12月2回目の配当が極端に少なかったので、珍しく昨年に比べても配当金が増えています。
また、PFFでは「配当税還付」という謎の入金が21.08ドル発生しており、昨年は発生していなかったので、これも増額要因になっています。
しかしながら、昨年は12月に入金されたWBK(ウェストパック銀行)の配当金入金が、来月に跨いでしまうようなので、この分が期ずれで減少要因となっており、トータルの米国株からの配当金は残念ながら前年より低くなってしまいました。
このWBK(ウェストパック銀行)は、今月NY市場のADR廃止が決定されているので、すでに売却してしまいました。
ADR銘柄は、米国市場を通じて色々な国に投資できるというメリットがあるものの、CHL(チャイナモバイル)やWBK(ウェストパック銀行)のように、本国は上場廃止されていないのにも関わらず、NY市場だけ強制決済されてしまうというリスクにぶちあたった一年でした。
3. 2021年12月 日本株配当金
日本の会社は3月決算会社が多いので、本決算配当の入金が6月、中間決算配当の入金が12月に集中しています。
日本株 銘柄 | 昨年配当 | 今年配当 |
みずほ | 2,989 | 3,188 |
三菱ケミカルホールディング | 957 | 1,196 |
オリックス | 5,578 | 6,216 |
KDDI | 4,782 | 4,782 |
三菱商事 | 5,339 | 5,658 |
住友商事 | 2,789 | 3,586 |
三井物産 | 3,188 | 3,586 |
SUBARU | 2,232 | 2,232 |
武田薬品工業 | 7,172 | 14,344 |
ENEOS(旧:JXTG) | 877 | 877 |
長谷工コーポレーション | 2,789 | 2,789 |
三井住友ファイナンシャル | 15,141 | 16,734 |
三菱UFJファイナンシャル | 2,989 | 4,303 |
三菱HC(三菱UFJリース) | 1,017 | 2,072 |
NTT | 未取得 | 4,383 |
東京海上ホールディングス | 未取得 | 9,563 |
日本株 配当合計 | 57,839 | 85,509 |
NTTドコモが上場廃止になるので売却した代金の一部で、NTT株を100株買いました。その時はNTTの株価が高いと思っていたので、とりあえず様子見で100株だけ購入したのですが、もう少し買っておけばよかったと後悔しています。
また、東京海上ホールディングスの株価が下がっていたので、100株新規購入しました。
4. やはり配当金はありがたい
私は投資ルールとして、「1銘柄あたり100万円までの入金」と決めています。(ETFを除く)
個別銘柄に投資すると、どうしても倒産で紙切れになってしまうリスクがあるので(紙の株券ではないので厳密には紙切れではないですが…)、100万円というキャップを設けているのです。
そうすると、どんどん銘柄数は増えていき、分散という観点ではETFに近づいているにも思えますが、残念ながら自動的に業績が悪い企業を除外してくれるETFのパフォーマンスに負けています。
『インデックス投資にしておけば、この数年で資産はもっと増えたのに…』というたらればの後悔がないと言えばうそになりますが、やはり会社を退職してみて思うのは、『毎月の配当金はありがたい』ということです。
インデックスの4%取り崩しでも、資産額が増えていれば、元本を取り崩すことなく、配当金と同じように(もしくはそれ以上に)運用できるのかもしれませんが、やはり「取り崩し」てお金を使うということに抵抗感があります。
現在のところ、夫がまだ働いているので、受け取った配当金はそのままVIG(米国増配株ETF)に再投資をしていますが、あと数年で夫が役職定年を迎えると、配当金を家計にいれていかないと回らなくなってしまいます。
その頃には、コロナから観光・航空業界も復活し、現在無配のANAやDIS(ディズニー)も復配してくれることを祈りつつ、高配当株を握りしめたいと思います。
ちなみに、DIS(ディスニー)やAAPL(アップル)やSBUX(スターバックス)は現在高配当株ではありませんが、増配を続けて高配当株(取得原価に対して)になってくれると期待して投資しています。
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