配当利回り3%を超える銘柄は?明和地所を購入してみる?

配当金生活(含む金利収入)で早期退職することを目指して資産運用・ポートフォリオを検討しています。

マイナス金利により個人向け国債も最低金利の0.05%が続いており、ネット銀行の定期預金も軒並み低い金利になっています。

マイナス金利は配当金生活には完全なる逆風… もし、金利が高い時代に配当金・金利収入で暮らせると思って会社を辞めていた場合、大変なことになっていたかもしれません。。。

子ども達の教育費などはある程度安全資金で運用していきたいですが、老後資金についてはある程度リスクを取りながらも高いリターンを目指していきたいので、多少リスクが高くても配当利回りが良い銘柄を探すため、スクリーニングをかけてみました。

1. 銘柄スクリーニング

SBI証券では、スクリーニング(銘柄条件検索)することができます。ポートフォリオ上、あまり高い株式だとリスク分散ができないので、ゼロ円になってもあまり落ち込まない10万円以下の銘柄に絞って探してみました。

  • 東証1部
  • 投資金額:10万円以下
  • 配当利回り:3%以上
  • PBR:1以下

配当スクリーニング

配当利回り順に並べて、今まで全く保有していない業種ということで、不動産である明和地所がいいかなと絞り、調べてみました。一単元が57,300円で購入できるというのもちょうどよい金額ですね。

2. 明和地所の業績推移

明和地所はクリオブランドのマンションの開発分譲事業を行っています。有価証券報告書で年度の業績推移について調べてみました。

明和地所業績推移

棚卸資産評価損85億円を計上した平成25年3月期には経常利益以降すべての利益がマイナスになっていますが、それ以外の期は安定した収益を計上しているようです。

配当金も近年は増配しており、資金が潤沢とはいえない会社だけど、なぜか高配当です。利回りが高いのは嬉しいですが、会社のキャッシュフローとして大丈夫かちょっと心配…

  • 2014年6月:5円
  • 2015年6月:15円
  • 2016年6月:30円(普通配当:15円+設立30周年を記念配当:15円)
  • 2017年3月:30円(会社予想)

2016年は設立30周年の記念配当15円込みの30円配当だったのですが、2017年3月は記念配当なしで、30円の配当なので配当利回り5.24%!

もし半分の15円になっても配当利回りは2.62%だから配当利回りでみると優良な部類に入ります。

3. 株価推移

さて、明和地所の株価の推移はどのようになっているでしょうか?3年間の株価推移を見てみました。550円から600円の間をせめぎあい中のようです。

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もちろん、これらの配当予想を織り込んだ株価になっているはずなので、割安と言えるのかどうか、借入金や負債が多いのもちょっと気になりますが、不動産業界にマイナス金利の追い風があることを信じて、1単元購入してみようと思います。

6万円ぐらいの投資だからできる冒険ですが。。。

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