2016年にソニー生命の介護保険「5年ごと利差配当付 終身介護保障保険(一時払い5倍)」に加入しており、初めて配当金が貰えました!
一時金を支払うことにより、要介護2以上になったら年間60万円貰えるお守りのような保険です。
低金利が長く続いており、「有配当」の保険に入っても、配当金に全く期待していない日々が続いていましたので、今回のお知らせにビックリしています。
1. 配当金のお知らせ
ソニー生命から2通のハガキが送られてきました。
保険の配当金など全く期待していないので、単なる保険内容の確認のお手紙だと思って開くと…
すると、27,709円と31,891円の分配配当金が積立配当として貰えるようです!
(左側:夫の契約、右側:私の契約)
2. 利差配当付保険とは?
利差配当付保険とは、予定利率と実際の運用成果との差によって生じる毎年の損益を一定年数ごとに通算して、剰余金が生じた場合、配当金として分配する仕組みの保険です。
私が加入している「5年利差配当」というのは、5年ごとに通算して剰余金が生じた場合、配当金として5年ごとに分配する仕組みのことです。
平成28年(2016年) 3月に加入した保険なので、5年を経過した2021年3月に、5年分の配当金が貰えたようですね。
3. 積立配当とは?
配当金支払い方法は「積立配当」と記載されていました。どうやったら貰えるんだろう…
会社所定の利率にて積み立てておき、ご契約が消滅した場合等にお支払いします。
個人年金保険料税制適格特約が付加されていないご契約につきましては、お申し出により、積み立てられた配当金の一部または全部を引き出すことができます。
積立配当金は、契約の消滅すなわち、①死亡時 or ②解約時に貰えますが、それを待たずに、③保険会社に連絡していつでも引き出し可能 だそうです。
お金が必要であれば、配当金のように引き出して使ってもよいですが、いくら貯まるかの楽しみもありますので、このままにしておこうと思います。
4. 配当利回りは?
加入している介護保険は、300万円+αを一時払いして、将来、公的介護保険で要介護2以上になると、年間60万円の介護年金を受け取ることができます。(1年目には、60万円の介護一時金が支給)
要介護状態にならなくても、死亡時に保険金300万円は戻ってきます。また、介護保険を貰った場合には、300万円からすでに貰った介護一時金・介護年金の金額を引いて残った金額が、死亡保険金として支払われます。
一時払い保険料 | 配当金 | 利回り | |
夫 | 3,256,860円 | 27,709円 | 0.85% |
妻 | 3,736,320円 | 31,891円 | 0.85% |
一時払いで支払った金額と、今回受け取った配当金を並べると、今回の配当利回りは0.85%だということが分かります。
5年間の運用で0.85%ということは、単利で考えると1年あたり0.17%という利回りです。低すぎると考えるか、大銀行の定期預金金利よりマシと考えるか、いろいろな考え方がありますが、私は、保険に配当金は期待していなかったので、臨時収入のような形でうれしいです。
この介護保険だと、夫の場合、256,860円が、私の場合、736,320円が戻ってこない、掛け捨て部分となりますが、配当金が少しでもこの掛け捨て部分を埋めてくれるならありがたいと思います。
が、一方、この5年間のS&P500指数は、下記のように約2倍にあがっています。
総額、700万円近い一時払いだったので、これを米国株やETFに投資していれば、1,400万円になっていたかも… という取らぬ狸の皮算用をしてしまう自分もいます。
要介護になった状態での長生きリスクを考えると、この保険は長寿のお守りだから、配当金が貰えただけありがたい… (と思おう)
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