共働きの保険の必要性~二馬力は最大のリスクヘッジ

最近は私の周りでも共働きが増えており、旦那さんと奥さんが同額くらい稼いだり、奥さんの方が稼いでいるケースすら増えてきました。

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1. 共働きは最大のリスクヘッジ

共働きを続けること自体が、収入源を二つ確保することになり、ある意味保険をかけているのに近い効果があります。

我が家も保育園児を抱えての共働きは大変ですが、主人も私も「自分にもしものことがあったり、会社を辞めてもどうにかなる」と、ある意味気楽に仕事ができています。

時々友人には、「男なんてオレが家族にいい暮らしをさせるためにも出世するぞ!と思わせて、頑張らせないと。」とハッパをかけられますが…

旦那さん一馬力の場合、旦那さんの死亡だけではなく、病気、リストラ、ケガで長期間働けなくなった場合のリスクをヘッジするために、保険や貯蓄など対策を重めに考えなければなりません。

一方、共働きをしていれば、どちらかが働いていればある程度の生活はできるので、保障のための保険を減らすことも可能です。

更に、夫婦ともに会社員であれば、ダブル退職金+ダブル厚生年金で老後の長生きリスクもヘッジできることになります。

2. 民間生命保険の必要性

代表的な生命保険は一般的に一家の大黒柱の夫にもしものことが起こった時に、一家が路頭に迷わないための生活保障としてかけるものです。

専業主婦の妻の場合、夫が亡くなってもすぐフルタイムで夫と同等の収入が稼げるのであれば、多額の保険は不要ですが、ブランクがある場合なかなかすぐに再就職というのは手に職がない限り厳しいので、特に小さなお子さんがいる場合、生命保険を数千万円かけるのが一般的になっています。

その点、共働きは既に妻も働くという体制はとれているので、二馬力収入が一馬力になるものの、収入がゼロになる訳ではないので、生命保険の必要性は専業主婦の妻より下がります。もちろん、収入次第というところもありますが。

民間生命保険の必要性を検討する前に、まずは公的な遺族年金の仕組みを理解する必要があります。

3. 遺族年金の仕組み

遺族年金には、遺族基礎年金と遺族厚生年金の二種類があり、我が家のようにサラリーマン世帯の場合は遺族基礎年金+遺族厚生年金がもらえるので、比較的優遇されています。

生命保険文化センター

http://www.nikkei.com/article/DGXZZO6669010012022014000000/

子供のいる配偶者で子供が二人の期間は、月々149,183円がもらえます。(平均標準報酬月額は35万円と仮定)

年額1,790,200円(月額149,183円)
(遺族基礎年金+遺族厚生年金)

月々15万円くらいもらえるというのは心強いですね!自分の稼ぎが25万円くらいあれば、あわせて40万円になるので、子供を育てるのも私立などに通わせなければさほど難しく感じません。

上記は平均標準報酬月額は35万円で計算しているので、もっと収入が多い場合には遺族年金の金額も増額されます。

但し、支給期間は子どもが18歳になった年度末までなので、大学まで進学させようとすると大学の間は遺族年金をもらえないため、別途備えが必要となります。

4. 死亡保険をどうするか?

遺族年金や預貯金で不足する分を生命保険で補うこととなります。

ここで注意が必要なのは、夫が死んだ場合と妻が死んだ場合に分けて、必要な保障を洗い出すことです。

特にお子さんが小さい場合で妻が他界すると、妻の給料がなくなるだけではなく、夫が保育園の送迎など一手に引き受けなければならないケースもあり、このような場合、給料がダウンするか、ファミリーサポートなどの外部の助けを有料で受けたり、最悪、転職を余儀なくされるかもしれません。

昔からの慣習で夫の生命保険をかけているものの、意外と妻の保険をかけていないケースがあります。妻の家計・育児寄与度によっては、夫より妻に死亡保障が必要なケースも多いと思います。

なお、2014年4月から父子家庭も遺族基礎年金を受給できるようになりました。これで妻が亡くなっても月々15万円くらいもらえるなら、金銭的には大丈夫とすぐに考えるのは早計です。

遺族年金の支給要件は、「死亡当時、生計を維持されていた」と認められるための遺族の年収850万円未満という基準があります。

女性は大抵年収が850万円未満なので夫死亡の場合遺族年金がもらえますが、妻に先立たれた夫の場合、自分の収入が850万円以上の場合は遺族年金をもらえません。

最悪のケースとしては、妻が亡くなったけど夫が850万円を超えていたので遺族年金はもらえず、残された夫は子供が小さいため働き方を変えざるを得なくなって、年収はもはや850万円ももらえない…というようなケースもあり得そうですね。。。

5. 学資保険に入る場合

学資保険などの保険に加入する場合、誰の名義にするかも重要になってきます。

生命保険料控除には限度額があるため、節税という観点では給料の高い方の名義で年間八万円、残りを給料の低い方で負担した方が、生命保険料控除を最大限に受けられてお得となります。

ただ、その場合、共働きを前提としているので、途中で妻が仕事を辞めたりした場合、注意が必要です。

我が家の場合、子どもが二人いるので、生命保険料控除を有効に使うため、長男は夫名義、二男は私名義で契約しています。

もちろん、死亡保障という観点であれば、亡くなった時に影響が大きい方を名義人にするという考え方もありますが、死亡保障という観点で300万円の学資保険では心細いので、我が家の場合は生命保険料控除を優先させて名義を考えています。

6. 共働きしているけど意外と貯まらないが…

小さい子供を抱えての「共働き」は、保育園代にお金がかかったり、学童保育にお金がかかりますよね。

収入を見てみると、育児休暇や時短勤務で独身時代に比べ減少するため、共働きしている割には手元にはあまり「何のために働いているの?」という気分になったりしませんか?

私は結構落ち込むことがあります…

しかしながら、リスクヘッジになっているし、会社員として働けば老後の安心にもつながるとちょっと長い視野で考えると、今の損得とは違った見方ができ、また明日も頑張って働こうと思える気がします!