ゆうちょ銀行、初値売りする? 配当予想し保有と比較してみた

ゆうちょ銀行の上場日が近づいていますが、今度の悩みは初値売りするか、とりあえず継続保有するかということです。

ゆうちょ銀行ロゴ

日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命IPOは、予想より競争が厳しく、ゆうちょ銀行200株しか入手できず、かんぽ生命と日本郵政は落選してしまいました。

証券会社毎に偏りがあり、実は余っていて勧誘の電話がかかってくる証券会社もあるという情報もありますが、実際のところはよく分かりません。

次の悩みは、株式公開日の11月4日に初値売りするかどうかということです。

平日は仕事をしているため、株価を見ながらという取引は難しいので、初値で成り行き売りするか、指値売りするか、それともしばらく保有して様子を見るか悩んでいます。

IPOは値動きが激しいから、素人は初値売りが安全ということも言われていますが、配当の高さに惹かれて買っているので、初値成り行きで少ない利益で売るのも嫌だという気持ちもあり、悩んでいます。
 
そもそも、IPOの中でも特殊な大型案件なので、それほど値動きがないという情報もあります。

1. ゆうちょ銀行 配当を予想

保有し続けるするか、初値売りするかの一つの判断基準として、保有し続けたら配当金をいくらもらえるのかということがあります。

ゆうちょ銀行の目論見書によると、平成27年8月1日株式分割後の1株あたりの数字は下記のようになっていました。

第9期ですでに配当性向を増やしているので、これと同等と仮定すると、100株で4,926円の配当となり、100株 145,000円なので、配当利回り3.40%となります。
(平成28年3月期の期末配当は期間が半分なので配当も半分 2,463円くらいでしょうか)
 
あくまでも配当は業績次第なので、捕らぬ狸の皮算用ですが…
ゆうちょ銀行配当金

2. ゆうちょ銀行初値予想

インターネットの情報によると大手初値予想会社より、ゆうちょ銀行の初値予想が出たそうです。

ゆうちょ銀行:1,500円~1,800円

最大の1,800円が付いたとすると、100株あたり35,000円の利益が出ることとなります。

単純に35,000円の利益と、年当たりの配当 4,926円で割ると、7年以上持ち続けないと配当でこの売却益を回収できないという計算になるなーといろいろ計算してしまいます。

3. ゆうちょ銀行 初値売却方針

IPO初心者なりにいろいろ悩んだ結果、下記のようにしたいと思います。

  • 100株は継続保有
    野村證券の支店で購入しているので、IPO狙いと思われ、今後のトヨタAA株の配分などに影響すると嫌なので継続保有することにしました。
  • 100株は1,700円の指値で売却
    SBI証券の100株は1,700円で上場日に指値売却しようと思います。
    5年分程度の配当金相当額が初値売却益で得られるなら、売却しておこうという考えです。
    5年間保有し続ければ、その間に経済の山あり谷ありで、初値水準まで戻ることもあるかと予想し、その時に買い増しすればいいという方針です。

皆さんはどうされるのでしょうか?

様子見の方が多いのか、成長に期待できないということで、初値売りをするのか、どんな値動きになるのか楽しみです!
 
2015/11/4(上場日)
ゆうちょ銀行は1,680円の初値がつきました!
初値売りとはいきませんでしたが、配当という観点では500株くらいは保有しておきたいので、今後は値動きを見ながら買い足していきたいと思っています。

でも、1,700円を超えたらやはり100株はいったん利益を確定させる予定です。

もともとの私のIPO参加方針は、将来性などを考えて、①ゆうちょ銀行、②かんぽ生命、③日本郵政でした。

しかしながら、日本郵政グループ3社の初値と翌日の状況を見ると、①かんぽ生命、②日本郵政、③ゆうちょ銀行と私の予想を大幅に違いました。かんぽ生命は他の2社に比べて売出株数が極端に少なかったので、単に需給の関係で人気となったようです。

確かに同時上場だから、すべて購入と考える人が相当数いることを想定するとうなずける結果ですが、ここまで差がつくとは正直予測できませんでした。
日本郵政グループ3社の初値
 
2015/11/5 追記
上場初日には売却できなかったものの、一旦年内には利益確定をしたかったので、指値1,790円で100株売却指示を出しておきました。(Maxの20日間指定)

すると、あっさりと11/5中に売れてしまいましたが、その日の最高値は更に上がってちょっと後悔。。でも欲を出すときりがないので、とりあえず、34,000円くらいの利益が確定できてよかったです。

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