マイナス金利時代の運用先のおすすめは? 社内預金の最低金利は0.5%!

マイナス金利が導入され、預けているのに預金が目減りするのか?とビックリしましたが、どうやら当面は個人の預金口座は利率は下がるものの、マイナス金利にはならないと聞き、安心しました。

しかしながら、銀行はもはや金利の利ザヤで稼ぐことが難しくなるので、振込手数料やATM利用手数料を上げて収益を賄う可能性もあり、油断できません。

そんなマイナス金利の中、お金をどこで運用すればいいのでしょうか?家庭用金庫が売れまくっているというニュースが流れていました。

たんす預金を増やした方もいらっしゃるのでしょうが、私は泥棒が怖くてできません・・・・

もし勤務先の会社に社内預金の制度があり、会社の財政状態が倒産の可能性ありというほど悪くないのであれば、私のイチオシは社内預金です。
なぜなら、社内預金は
 
最低利率:0.5%
が保証されているからです。社内預金は「利率は厚生労働省令で定める利率(下限利率)を下回ることはできません」と労働基準法第18条第4項で定められており、現在の下限利率は厚生労働大臣告示において示された0.5%となっているからです。

今後、下限利率が見直される可能性はあるかもしれませんが、たとえ見直されたとしても、会社がすぐにそれに応じて利下げするかも分からないので、マイナス金利時の安全運用資産としては、やはり選択肢No.1だと思っています。

なお、0.5%は最低利率でなので会社によっては今のところ1%以上を出してくれる会社もあります。

私の勤めている会社は1,000万円までは1%の金利がつくという制度になっています。

皆さんももし会社に制度があるのなら、確認した方がいいですよ!
↓ 社内預金利用時の注意点などは、以前の記事をご参照ください。

2. オリックス銀行定期預金

オリックス銀行の定期預金は、マイナス金利になった現在でも、1年物定期預金が0.2%なので、安全に余剰資金を運用したい場合にはおすすめです。
私はペイオフ限度の1000万円までは増やしていこうと思っています。
 
オリックス銀行0.2%(1年定期)
2016年3月15日現在
オリックス銀行金利
マイナス金利になり、以前より下がってきたものの、定期預金の中ではキャンペーンなどではなく常時高めの金利を提示してくれるのでありがたいです。
以前は、最低預入50万円以上の、eダイレクト2週間定期預金の金利が0.2%だったのでこちらを利用していましたが、現在ではこちらは0.1%となってしまったので、スーパー定期1年(0.2%)に変更しました。

3. 個人向け国債変動10

こちらも以前の記事で紹介しました。しかし、以前の記事では説明しなかった意外なメリットをご紹介します。
 
最低保証金利:0.05%
このようなマイナス金利で将来が見えない中、下限があるのは安心ですね。1年間は解約できないので、中長期的に安全に運用したいお金は個人向け国債に入れておけば、最悪でも0.05%、金利上昇すればそれに従って利率も上がるので、メンテナンスしなくてもそこそこの金利上昇についていけるのが嬉しいですね。

最新の発行条件をチェックしたところ、全ての個人向け国債が既に下限の0.05%となっていました。しばらく使わない資金であれば、ここに入れておくという選択肢もありますが、今のところはオリックス銀行の方を優先的に増やしています。

個人向け国債
マイナス金利→預金封鎖→資産課税など、本当に起こるか分からないけど噂として上がっている記事が気になるので、国債にはちょっと心理的な抵抗感が出てきました。

一応、個人向け国債は1年以上預ければ、損はしないはずなんだけど、預金封鎖とか本当に起きるのであれば、政府が借金(国債)を踏み倒してもおかしくないですしね…

4. 日本株・投資信託

マイナス金利のため、預金や国債ではさらに雀の涙くらいの利息しか稼げません。

配当金生活を目指す私としては、安全性資産の運用だけでは、到底目指す「早期退職して配当金生活」に移行できません。

そこで、収益の柱となるのが、日本株や投資信託ですが、
の通り、2016年年初以降、多額の含み損を抱え、もはやナンピン買いする勇気も萎えている状態です。

円は1ドル100円、株価は1万3000円

という報道もある中、株価下落により配当利回り3%を超える株式がが続々登場したとはいえ、なかなか株式にお金をシフトできない小心者です。

アメリカ経済が崩壊し、アメリカがデフレに突入し、ドルが売られ急速な円高が進行し、円高で日本株は急速に下落するという予想が、どこまで現実味を帯びるのか、状況を見ながら株式比率を上げようかと考えています。

が、相場感に自信がないから、やはり投資信託で地道に積み立て投資をする方が長い目で見ると賢明なのかと悩み中です。

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