サラリーマン時代、目標設定と評価面談が苦手だった…

最近、だいぶん体調が回復してきたので、会社員時代を懐かしく?振り返ることがあります。

私が17年間勤務していた会社では、年度初めに1年間の目標を設定して、その目標の達成度合いで賞与が増減する仕組みでした。

また、その年度目標のほかに、仕事を遂行する上での能力を評価され、それが昇給・昇進につながります。

が、私はこの上司との面談が大の苦手でした。

数字目標がある営業の方々が見ると、「何と甘えた…」という感じかもしれませんが、バックオフィスはなかなか評価基準があいまいで、評価が定量化できるような目標を考えることにモヤモヤ…

1. 忙しいと現業で手一杯

この目標設定、親ガチャならぬ、「部署ガチャ」が甚だしいのです。

「通常の業務を通常通りにやる」って目標は立てられないので、何かしら改善などを織り込んだものにする必要がありました。

比較的余裕がある部署や、プロジェクトっぽいことが多い部署は改善目標を立てやすいですが、ルーチン業務が多く、通常の仕事だけでも残業が発生する部署ではなかなかこの目標が立てづらいのです。

しかも、評価者である上司が、定量的に評価できる目標を毎年ひねり出さなければなりません。

手をつける時間もないのに難しい改善目標にしたらボーナスが減るし、簡単な改善目標だと目標として認められないし、忙しい日々の中、この目標設定は本当に憂鬱でした。

目標設定しなくても、上司なら仕事ぶりで貢献を評価できるでしょ。」、「アピール上手の勝ちじゃん」と、あまり好きになれない制度でしたが、友人の話を聞いてもどこの会社も似たような感じでした。

まぁ、制度をうまく使って、アピールできない不器用な自分が悪いのですが。。。

2. 年をとると、評価面談が辛い

入社して数年は、まだ色々なことを吸収して、挑戦していたので、比較的目標も立てやすかったです。

上司との面接でも、「こんなことを頑張りたい」と前向きな発言ができていました。

でも、アラフォーを超えた頃から、自分の会社での限界も見えてしまうようになり、評価面接が憂鬱になってきました。

改善活動もやり尽くした感があり、目標設定も一苦労です。

上司の皆様も、私みたいな目標設定に前向きでない部下は一人ではなかったので、さぞ大変だっただろうと思います。

そういう訳で、あまり良い思い出のない上司との面談ですが、子どもができてからは、お休みせざるを得ないことも増えたので、そういうことを事前相談しておく場としてはありがたかったです。

3. 退職後は自分で目標設定して頑張ろうと思ったど…

会社を退職するまでは、会社から提供された目標設定&評価制度に不満たらたらで、退職して自由な時間ができたら、色んなことを自分で自発的に計画してチャレンジしたいと思っていました。

「退職したら、自宅をこういうようにアレンジしよう」とか、「新たなビジネスに挑戦したい」とか、色々な思いがありました。

経済的自立とは程遠い形のただの早期退職なので、まだまだ配当金生活でのんびりという訳にはいかないし、サラリーマンを続けている夫にこれから養ってもらうのも抵抗があります。

子どもを自分一人のお金で養うことは無理でも、最低限、自分が一人でも生きていけるお金は稼ぎだしたいので。

が、実際に退職すると、自分の怠惰さに驚きました!

体調不良で退職したので、療養という名のもとに、グダグダと日々を過ごし、何もこれといったことをしないまま、半年以上が経過しました。

想像していた以上に怠惰な自分。

もしかして自分が思っていた以上に、サラリーマン向きだったのかもしれません。

いやいや、それは認めたくないので、やっぱり何か新たな道を探していきたいです。

退職して時間がたくさんあるので、Kindle Unlimitedに加入しました。加入したのに安心して、せっかくの読み放題、あまり読めていません…

体調が回復して働けるようになる時に備えて、アラフィフ以降の折り返し地点の人生をどのように過ごしていくのか、何かヒントを探していこうと思います。

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