夫の確定申告が結構大変だったが、30万円の還付はでかい…

お金に無頓着な夫なので、我が家は家計管理全般を妻の私が行わせてもらっています。

が、最近、どんどん厳しくなる本人確認。

昔は夫の銀行口座の手続きもある程度、妻の私でもできましたが、今はほとんど断られます。

確定申告も、数年前は夫のパスワード・IDを使って、私が税務署で行っても何も言われませんでした。(本当はダメだけど、黙認されてただけかもしれませんが…)

が、今回久々に夫の確定申告をしようとすると、、いろいろなところでつまずきました。

自分の確定申告が、e-Taxで一日で済んだので、完全に舐めていました。。

1. e-Taxのパスワードを忘れる

夫婦ともにまだマイナンバーカードを作っていないので、ID・パスワード方式のe-Taxを使うことになります。

夫の確定申告は数年ぶりだったので、パスワードを忘れており、まずその再発行手続きからのスタートでした。

再発行依頼はWebでできるものの、新規パスワードは自宅に送られてくるため、ここで数日かかってしまいました。

2. 本人が税務署に来所する必要あり

パスワードは復活するも、またもや躓きます。

なんと、再発行してもらったパスワードでログインを試みるも、「ID・パスワード方式の届出書の提出が確認できなかったため、ID・パスワード方式によるe-Taxを利用することができません。」というエラーになってしまったのです。

税務署に電話してみたものの、エラーになる理由はよく分からず…

Webを調べる限り、恐らく、発行してもらっていたIDが平成30年度より前だから、本人が税務署に行って再発行する必要がある模様。

ID・パスワード方式の届出完了通知の発行方法 ~ 税務署で行う方法

職員による本人確認を行った上で発行しますので、顔写真付きの本人確認ができる書類(運転免許証など)をお持ちの上、お近くの税務署にお越しください。

なお、平成30年1月以降、確定申告会場などでID・パスワード方式の届出完了通知を受け取られた方は、既にID・パスワード方式のご利用が可能です。

【確定申告書等作成コーナー】-ご利用ガイド (nta.go.jp)

e-Taxでやるには、やはり本人来所かマイナンバーカードが必要だと言われる始末。

マイナンバーカードを普及させるための、お国の陰謀か?

仕事が最近テンパっている夫に負担はかけたくないので、仕方なくe-Tax以外の方法を聞いたところ、確定申告ホームページで作成・印刷して、郵送する方法を提案されました。

3. 確定申告ホームページで作成し、印字して提出

e-Taxを使う以前は、税務署の確定申告コーナーに出向き、夫の代わりに必要項目を入力して私が代理で提出していました。

しかしながら、今回、同じように夫の代理で提出できるか聞いたところ、税理士以外の第三者が代理作成してはいけないらしく、我が家のようなケースで税務署で確定申告する場合には、一度本人の来所が必要だと言われてしまいました…

という訳で、唯一楽にできそうな方法が、確定申告ホームページからパソコンで作成する方法でした。

【確定申告書等作成コーナー】-税務署への提出方法の選択 (nta.go.jp)

全部手書きで作成するのに比べれば、税金計算などはホームページ内でやってくれるので、提出ボタンがない、e-Taxのような感じで簡単にできました。

確定申告の代理ではなくて代筆という位置付けなので、印字した確定申告書を夫に確認してもらい(チラッと見ただけですが…)、あとは本人確認書類や寄付金証明書や医療費明細などを添付して、郵送で提出できます。

このような郵送での提出は初めてで自信がなかったので、念のため、私の方で税務署に出向いて提出してきました。(提出だけなら、妻の代理でもOKでした。)

確定申告書をその場で入力したり、相談事がある場合には、コロナ禍なので事前予約が必要だったのですが、申告書の提出だけであれば、特に予約することなく、待ち時間も5分程度で提出することができました。

4. 世帯で控除できる項目は所得の高い人の確定申告で

今回、ここまで苦労して自分の確定申告ではなく、夫の確定申告として私の医療費や国民年金・国民年金基金を控除したのは、所得の多い人の控除として申告した方が、税率が高いため、還付金額が大きくなるからです。

私は昨年会社を退職してしまったため、給与は数カ月分しかなく、支払った国民年金や国民年金基金を所得控除としてもほとんど税額を減らすことができません。

国民年金や国民年金基金は、夫の口座から支払えば、私の国民年金や国民年金基金であっても、夫の確定申告で社会保険料控除できるようなのです。

しかも、今年、私は厄年でもないのに、病気のオンパレード。

持病の悪化だけではなく、四十肩、更年期障害、喘息など、病院通いで私だけの医療費だけでもかなりの金額でした。

そこへトドメは夫のインプラント。

多少面倒くさくても、夫の確定申告で取り戻さなければ、、、という使命感で頑張りました。

結果は、医療費が高額だったこともあり、30万円以上の還付を受けられることとなりました!

私の確定申告でやった場合には、ほとんど戻ってこなかったと思われるので、すごい成果です!

税理士ではないので、本当にこの申告方法で良かったのかは自信がありませんが、万が一、間違ってて税務調査を受けてしまうにせよ、トライしなければ、みすみす30万円を逃すことになるので、一応、一生懸命調べた内容で挑戦してみました。

共働きの場合、どうしても別々の家計管理になりがちです。

しかし、税金や社会保険などは、まだまだ世帯という概念が残っています。

できる限りお互いの収入をオープンにして、世帯として得をするような節税対策をしていくと、今後少子高齢化でますます増えていく負担を少しでも軽減できると思います。

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